エンジンオイルが、、、
先日、初めて入庫頂いたお客様がいらっしゃいました!タイヤのパンク修理での入庫だったのですが、エンジンオイルを久しく替えていない様子だったのでチェックさせていただきました。
すると、、、
ほとんどオイルが入っていない状態。しかもドロドロになってるような、、、^^;チェックしないとわからないものですが、これは結構ヤバイ状態なんです。
エンジンオイルがなくなるとどうなるの?
エンジンオイルに関する記事はこちらに記載してありますので興味のある方は確認してください。
上記リンクにもあるように、エンジンオイルは車の「血液」です。人間も血液に問題があると病気を起こすように車もエンジンオイルがなくなったりドロドロになっているとトラブルにつながります。
今回のようにエンジンオイルが少なくなってしまうと、エンジンが動力を生み出す部分であるピストン部で摩擦を起こして傷がついて燃費性能の低下や異音、最悪の場合はエンジンが壊れるといったことにつながります。
経済的に乗ることや長く車に乗るためにはオイル交換は欠かせません。
ご自分の車のエンジンオイルのチェック方法は覚えておくと良い!
エンジンオイルは理論的には減らない構造にはなっているのですが、部品の経年劣化などによってどうしても減ることは避けられません。つまり、減りやすさはそれぞれのお客様によって異なるということです。
そのため、お車によって必要なエンジンオイルの交換頻度なども厳密に言えば異なったりもします。ですので、お客様ご自身が車のエンジンオイルに関心を持ち、自分でエンジンオイルの状態を確認できる方が一番良いのです。
毎日の生活を支える自動車。逆に言えば私たちは車の便利さに依存した生活をしています。
何事もなく使えているうちはいいのですが、ある日突然調子が悪くなってしまうと生活に支障がでます。お車の状態が悪くなってから対応するのも私たちの仕事ですが、調子が悪くならないようにしていくのも私たちの大切な仕事です。
エンジンオイルのチェック方法
ということで、ぜひこの機会にエンジンオイルのチェックの仕方を覚えて下さい(^^)
まず、ボンネットを開けます。最近の車は運転席のドア側、ハンドルの下辺りにレバーがあることが多いです。昔の車や外車だとグローブボックス(助手席の車検証などが入れてあるところ)についている場合もあります。
ボンネットのロックを外すと手前にレバーが付いています。
すると、エンジンの横に黄色の取手がついたものがありますのでそれを引っ張り出します。
※引っ張り出す際は布やティッシュを用意しておいて下さい。
引っ張り出した棒に2つ目印がついていると思います。この目印がオイル量の上限と下限を表しています。
オイルの量が適切な量入っていると上限と下限の目盛の間にオイルの水面が来るようになっています。写真だと見にくいですが、改めて残量を見ると下限値ギリギリしか入っていないのですね^^;
車のことはよくわからないっていう方も「オイル交換は大切なんだ!」ってことだけ覚えておいてくださいね!今日はこの辺で!