取締役会長 音地孝則の退任のお知らせ

気付けば日が暮れるのも早くなり、季節は秋めいて参りました。本日8/31は私の父であり、有限会社音地自動車商会の取締役会長であった音地孝則の誕生日です。60歳の日をみんなでお祝いできないことを大変残念に思います。

弊社をよくご利用いただいている方はもうご存じかと思いますが、音地孝則は今年の春、急逝しました。まずもってこれまで父を慕って音地自動車に関わって下さった方々に心より感謝申し上げるとともにご報告が遅くなってしまったことをお詫び申し上げます。

父は数年前から癌を患っていました。
それから様々な治療を重ねて大変な闘病生活を過ごしてきました。
最期はそれまでの闘病生活とは裏腹に本当に急な旅立ちでした。

この数年間は父の闘病生活と同様に弊社においても激動の連続でした。
会社をあらゆる面で何とかしないといけないこと、会長不在の日々、スタッフや家族のケア
今思えばめちゃくちゃな状況でやってきたなと感じます。

しかし、激動の中にも充実した、どこか幸せな毎日がありました。
父も生前に同じようなことを言っていました。

「今が一番楽しい」

つらい大変な日々の中でも、不器用な人生だったとしても、私たちは幸せを見つけて少しずつ前に歩み続けて参りました。父も、私も、スタッフたちも。

今思えば今日と同じ明日が来ないかもしれない、そういう共通の感覚があったのかもしれません。
 
 
 
 
そして父がいなくなって早くも数ヶ月経ちました。
この期間にも少しずつ前に歩み続けて参りました。
新しい仲間も増えました。自らの意志で自分の人生を前に進めたものもいます。
 
 
 
父からはみんな沢山のことを学ばせて頂きました。
音地自動車はこれからも前に進んでいきます。明るい未来を創っていきます。
父もまたそれを楽しみにしてくれていると思うんです。

どうか皆様、今後ともよろしくお願い致します。
拙い文章ではありますが、自分の言葉で書き綴りたいと思い、敢えてこのような形で報告させて頂きました。
 
 
おやじ、ありがとう。
 
 
2022年8月31日
音地利亮

音地 利亮

音地 利亮しゃちょー

投稿者の過去記事

音地家の次男。もともと理学療法士として病院勤務していたが2年で退職しブラジルへ行ったり、起業したりと自由奔放な生き方をしてきた。

そんな様々な経験を経営に活かしたり活かさなかったりしたいと思っている彼が代表になってしまった音地自動車は創業以来の危機なのかもしれない。

PAGE TOP