【トシブログ 読書】 Why digital matters?

トシ
いつも音地自動車のホームページをご覧頂き誠にありがとうございます!

今回は読書の記事ですよー!

今回読んだのはこちら

Why digital matters?

この本は確か正月に買ってなかなか読めずに放置してあった本。お盆に時間が作れたので読みましたが今の自分に本当にマッチしていて深掘りできてよかったように思います。以下、この本を読んで自分が考えたことなんか書いてみます。

この本は「電子の本質」が切り口である

この本の冒頭では「ヒトではなく、電子を走らせろ。電子は疲れない」という言葉から始まっている。

インターネットビジネスをかじったことのある私にとってはよく聞く言葉である。しかし、一般的に上記のような言葉を使う時は「効率的にビジネス展開をしよう」あるいは「レバレッジを効かせよう」といったニュアンスで使用されることが多い。

しかし、この本はそういった意味で書いてあるのではなく、「ヒトとデジタルの違い」についてアプローチしている。

デジタルの本質から見る私たち日本企業の弱さ

デジタルの本質とは何か?

それは情報伝達にかかる時間とコストが実質ゼロだということ。

だから疲れないしサボらない。ストライキや賃上げ要求、退職なんかもしない。情報の伝達や情報処理速度に関してはヒトと比べものにならない。

これがデジタルの本質である。

ただし、だからといってデジタルが完璧なわけではない。

ヒトにしかできないこともあるし、創造性や柔軟性はデジタルには真似ができない。
 
 
ここの境目が私たち日本企業が苦手としていることだといえる。
 
 
デジタル導入を積極的に行う欧米企業に対し、マンパワーで仕事をこなすことで対抗してきた。人材が定着しない欧米ではデジタルでそれを解決してきたのに対し、比較的人材定着率の高い日本ではそれをする必要がなかった。

しかし、労働人口の減少や人材難が進むこれからの時代、このデジタルの力をうまく活用することとこれまで以上にサービスの質を上げていくことが求められる。

「デジタルが苦手」なんて経営者や責任者が言っている場合じゃないと個人的に思う。まぁデジタルができるからって余裕見せてるのもどうかと思いますが。

大切なのは部分最適ではなく全体最適

上記のようにデジタルをどう活用していくか?やデジタルの可能性を深掘りできる本書だが、大切なのは全体最適だという部分が私にとっては一番印象に残っている。

モノづくりの時代に活躍してきた日本の風土は「生産性をいかに上げるか?」にフォーカスしている。

でも、生産性を上げたとしてもそれが誰かの役に立たなかったり、無駄を生み出す結果になれば意味がない。モノづくりの視点で価値を高める時代から次の時代にもう進まなければならない。
 
 
私たちが本当に力を割くべきところ、焦点をあてるべきところはどこなのか?そこにマンパワーを集中させるべきではないだろうか?何よりそのためには生産から消費までの全体を見る広い視野と全体を見た上でデザインする視点が大切である。

その他、先進的な事例やデザイン思考に関するフレームワークなど面白いことが沢山書いてあって自身や自社を深掘りできる良書でした。

最後に、私は比較的デジタルの恩恵を受けて生きてきたと思っていまが、デジタル信者ではありません。ヒトに散々迷惑をかけて助けられて生きてきたと思っています。デジタルはヒトがあって初めて輝くし、ヒトはデジタルによってより一層輝く。必要な部分に必要なエネルギーをぶつけることができるという意味でデジタルについて考えています!

今回はこの辺で!

PAGE TOP