【しゃちょーブログ エッセイ】 学生時代から10年を経て

しゃちょー
いつも音地自動車のホームページをご覧頂きありがとうございます!

今回は書きたいこと書いただけの日記みたいなものですが、久しぶりに自分のルーツみたいなものを掘り下げる良い機会になったので記録として記しておこうと思います!

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つるま同窓会の20周年創立記念冊子が届いていたので読んだ。
この冊子は金沢大学の鶴間キャンパスに籍を置く学部の同窓会の冊子である。
今回は卒業生のメッセージがたくさん載っていて、自分の同級生をはじめ卒業生が載っていた。すごく懐かしく感じた。

この学部は医療人になるために学ぶ学校だ。

私も他のみんなと同様、医療人になるべく、この学部を選び入学した。
高校時代までの夢だったスポーツの現場で働くことのために。

入学してからありがたい出会いがたくさんあった。
おかげで大学で理想的な環境で「高校時代の夢」のスタートをきることができた。
でも、それは同時に「高校時代の夢」の終わりでもあった。

学び、成長するには理想的な環境で毎日過ごしているはずなのにワクワクしない自分がいた。本当は自分が何をしたいのかがわからなくなった。

どうしたらいいかわからなかった。
悩んだ。苦しかった。

自由な反面、何をしたいのかがわからない。
悩みを相談できる人もいない。
今よりも全然殻を破れていない時期だったから周りにキツく、尖った態度をとっていたのも相まって私はどんどん孤独になっていった。

ここが私の第二の人生のスタートだったと今なら思える。

あれから12年。

今の自分は「高校時代の夢」とは全然違うところにいる。
スタートラインで悩んでいた自分とは全然違う心のあり方でいる。
実家の車屋を承継して、経営者として日々夢を描いて歩いている。

あの頃には考えられない姿。
外から見ても、内から見ても。

ただひとつ言えることはあの頃と本質的に想っていることは変わらないということ。

誰よりも不器用に遠回りをした10年余り。
たくさん悩んでもがいたことは本当に自分にとっての財産である。
そして、今の自分と変わらずに関わってくれる人たちがいることも財産である。

きっとこれから先も悩み、苦しむんだと思う。
でも、それでいい。

今の自分のように、10年後にはもっと大きな幸せを見つけられると思うから。

また頑張ろうと思います!今回はこの辺で!

音地 利亮

音地 利亮しゃちょー

投稿者の過去記事

音地家の次男。もともと理学療法士として病院勤務していたが2年で退職しブラジルへ行ったり、起業したりと自由奔放な生き方をしてきた。

そんな様々な経験を経営に活かしたり活かさなかったりしたいと思っている彼が代表になってしまった音地自動車は創業以来の危機なのかもしれない。

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