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簡易見積もりでは具体的な金額が出ない場合もある
前編でも書かせて頂きましたが、お店によって車検代は見積もりよりも高くなることがあります。
また、とにかく車検代金が安くても、後々部品交換の必要が生じることもあります。
今回の記事ではこの辺の話を詳しくさせて頂きます。
部品の交換毎に技術料がかかる、、、
お店によりますが、見積もり金額に交換部品や技術料が含まれていない場合があります。
そうなると、見積もり金額よりさらにお金がかかります。
交換部品が増えれば増えるほど技術料が追加されると極端に高い車検になってしまいます(*_*)
そう考えると基本的な作業に関する技術料は基本工賃に含まれているお店の方が良心的ですね(^^)
とにかく安く済ますために、ただ車検を通すだけだと、、、
車検は一定基準の機能を満たしてるかどうかを確認する検査だと書きました。
逆に言うと、車検自体は最低基準さえ満たせば通るは通ります。
ただ、車検を通ったからと言って次の車検までちゃんと乗れるとは限りません。
別のお店で車検を受けた直後にご来店したお客様
先日、当店のお客様でこんな方がいらっしゃいました。
「別のお店で数ヶ月前に車検を通したのに、ブレーキから変な音がするから見てほしい」
当店にて車を確認したところブレーキパッド(ブレーキをかける際にタイヤと擦れる部品)がなくなっていました。
そのお客様は毎月そこそこの距離を走行される方。
車検時にはわずかにブレーキパッドが残っていたのかもしれませんが、数ヶ月ですべて削れてしまったのでしょう。
問題は車検時にブレーキパッドを交換しなかったことと、お客様にブレーキパッドの状況を伝えなかったこと。
そもそもブレーキパッドの残量を確認していない可能性があるということ
話を聞くと車検を受けたのは車検代行とのことでした。
たとえ車検代行であっても車の状態を確認し、お客様とコミュニケーションを取ってほしいものです。
万が一、お客様が変な音がなっても気にせず乗り続けたら、最悪の場合ブレーキの効きが悪くなる場合もあります。
価格も大切ですが、お客様の命を預かっているという責任感を持って仕事をする信頼できるお店に頼むことが大切だと思います。
そのお客様は結果的にブレーキパッドの交換で追い銭かかって高くついてしまいましたしね^^;
お車の状態を知り、ライフプランを見据える
車検は車種などによって1~2年に1回行う検査になります。
行ってみれば車の人間ドックみたいなものです。
ただ、人間と違うのは車は部品の交換が可能で、消耗品に関しては交換するタイミングがある程度予測できる点です。
車検した後からちょこちょこ修理するよりも
車検でまとめて手入れした方が良いこともあります。
もちろん、すべてが予測できるわけではありませんが、お車の状態を知った上でできる対策などもあります。
また、車検時の点検はお車の現状を把握する良い機会です。
今の状態を知って時にはある程度お金をかけることが結果的に車の維持費が安く済むこともあります。(^^)
ですので、車屋さんとしっかりコミュニケーションをとり、お車のことを知ることが最も大切かと思います!
車検のお金について少し理解が深まりましたでしょうか?
少しでも気になることがあればお気軽にお問い合わせ下さい!
女性の方や機械のことは苦手という方もできるだけわかりやすくご案内させて頂きます!