車検の整備の話〜概要編〜

この記事で知ってほしいこと


車検でどんなことをしてるのかおおまかな内容を知って下さい。

車検を通すだけでなく、点検整備を行うことは非常に大切です。

車検時の点検箇所

車検の際の点検項目は以下のように定められています。

車のことがわからないと何のことかよくわからないかもしれませんがざっくりと言うと

  • エンジンルーム周辺(=ちゃんとエンジンが機能するか)
  • 室内(=ハンドルやアクセルなど運転に必要な物が機能するか)
  • 足回り(=タイヤとその周辺の部品がちゃんと機能するか)
  • 下回り(=各種オイルの漏れや連結部品の損傷がないか)
  • 外回り(=フレーム・ボディの緩み、損傷がないか)
  • ※なかには走行距離によって省略できる項目もあります。

    上記のことを各種部品に分けて点検していきます。
    運転手がエンジンをかけたり、アクセルを踏んだり、ハンドルをきったり、ブレーキを踏んだりなどの操作をし、車はそれに連動して動きます。

    動けと言えば動くし
    曲がれと言えば曲がる
    止まれと言えば止まる

    当たり前のことに感じるかもしれませんが、車は100km程度で走っているときにもこれらの機能が一定基準で働く必要があります。
    ブレーキの効きが悪かったりすれば大惨事になりかねません。
    また、車の中で様々な役割を担う各種オイルが漏れていると走っているうちにトラブルになります。
    そうならないようにそれらの機能を車検毎に点検するというわけですね(^^)

    詳細な検査項目は具体的にはこのように一覧になっています。

    細かいことは今回は割愛させて頂きます。
    また、詳細な項目に関しては別途記事にさせて頂きます!

    保証もついていること、ご存じでしたか?

    自動車整備振興会に所属する車屋さんはこれらの項目の点検に際して分解整備記録簿と呼ばれる共通の用紙を利用しています。
    この分解整備記録簿にはこのような記載があります。

    整備保証書といって、以下のような事項が記載されています。

    万一、定期点検整備を実施した箇所に点検整備作業が原因で不具合が生じた場合、本保証書に示す条件によって当該不具合箇所を無料で再整備いたします。

    もちろん万全を期して整備をしますが、万が一の際は保証致しますという安心感もあります。
    当店ももちろん整備振興会に所属していますので保証が効きます(^^)

    車検は通ってしまえばOK?

    車検は車のある一定基準の機能をチェックするテストのようなものです。
    ですが、このテスト自体は年に1~2回毎になります。
    つまり、次回の車検まで安心して乗れるかどうかを保証するものではないということです。

    当店をはじめ、お客様のことをしっかりと考える車屋さんはお客様が次のご来店まで安心・安全に車に乗れることを考えています。

    車検が通ることはもちろんですが、しっかりと整備もして次回の車検までトラブルなく乗れることが大切です。
    次回車検まで何事もなく乗れれば結果的に財布にも優しくなりますしね!

    もちろん、これら以外に気になる箇所に関して相談することで車検でまとめて見てもらうということができたりもしますのでやはり車検時には車屋さんとお車のことをしっかりと相談することが大切かと思います(^^)

    今回はこの辺で!

    音地 利亮

    音地 利亮しゃちょー

    投稿者の過去記事

    音地家の次男。もともと理学療法士として病院勤務していたが2年で退職しブラジルへ行ったり、起業したりと自由奔放な生き方をしてきた。

    そんな様々な経験を経営に活かしたり活かさなかったりしたいと思っている彼が代表になってしまった音地自動車は創業以来の危機なのかもしれない。

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