今回は、お客様からお問い合わせ頂きました車のカギの種類に関してご紹介したいと思います。
皆さんが何気なく使用している車のカギ。
いろいろな種類がありますが、ちょっとした注意点もありますので今回はその辺を鍵の進化の順にご紹介!!
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一番シンプルなごく普通のカギ
カギと言えばこんなのがこれまで一般的でした。先端の形状と車側のキーシリンダーの形が一致した時にドアの鍵を開けたり、車のエンジンをかけたりできる。鍵の最も原始的な姿だと思います。
車とは関係ありませんが、鍵と言えばこんなやつもありますよね。
先端が非常に簡単なので、車のカギがこれだと使い放題になるでしょう。
キーレススイッチの登場
そんな声ユーザーの声に応えたのがキーレススイッチ付のカギです。
これは普通のカギにキーレススイッチがついたものでボタン一つでドアの開け閉めが簡単にできます。
皆さん意外と知らないことが多いのですが、このキーレススイッチの電池は市販のボタン電池です。コンビニなんかで電池買えば交換は可能です。ボタンのサイズに関してはカギの種類によって異なるので一度分解して中の電池取り出してから買いに行くと良いです。以下のキーレススイッチがついたカギもすべて同様です。
盗難防止機能付のカギ(イモビライザーキー)
時代が進み技術が発達すると盗難技術なんかも発達してきます。物理的なカギの形状の照合だけだとドア開けて盗難される被害も増えてきます。そこで盗難防止機能であるイモビライザーが付いた鍵が登場しました。
イモビライザーとは鍵にICチップを内蔵しています。このカギ側のICチップと車側のデータが照合しなければエンジンがかからないという仕組みになっています。
完全デジタル化!スマートキー!
そしてついにカギは持ってればOKというスマートキーが登場しました。
カギを持ってれば車を動かせる。便利な世の中になりましたね。このタイプのカギになるとイモビライザーはついています。
カギの種類における注意点
いろんなカギの種類をご紹介しましたが、違いによって注意しないといけないことがあります。
イモビライザー付のカギは合鍵屋さんでは作れない
車のカギは合鍵屋さんでも作れたのですが、イモビライザー付きのカギに関してはメーカーが作成するICチップが必要なので合鍵屋さんでは作れません。メーカーで作るカギは結構な金額しますのでなくさないようにご注意下さい。逆にイモビライザーが付いていないキーレススイッチ付のカギや普通のカギは合鍵屋さんでも作ることが可能です。
イモビライザーが付いたからといって盗難できないわけではない
イモビライザーキーが普及した今、合鍵やピッキングでは車のエンジンをかけることができなくなりました。
しかし、イモビライザーカッターと呼ばれるICチップの電子信号と同じ信号を出すための道具が盗難に使われ、実際に車の盗難に遭ったという被害も出ています。
技術の普及と犯罪はいつの時代もいたちごっこなのです。
スマートキーの電池切れに要注意!
スマートキーは電池がついていることでICチップから信号を飛ばすことができます。したがって電池が切れてしまうと
なんて思ってしまったりしまいます。
ですがご安心ください。
それらの対処法はしっかりと説明書などにも載っています。コチラの外部の記事にも記載されていますのでご自身のスマートキーが万が一電池切れになってしまったときのためにチェックしておくと良いと思います(^^)
長くなりましたが、ご自身のお車のカギについて知識を深めるきっかけになればと思います。今回はこの辺で!