世界を走る。ランドクルーザーシリーズの話

トシ
いつも音地自動車のホームページをご覧頂き誠にありがとうございます!

先日のジムニーのお話に引き続き、今回はもう一台の最強のオフローダー、ランドクルーザーシリーズのご紹介です!

 

名前の通り、世界を(Land)走る車(Cruiser)です。
 

日本が世界に誇る本格的な四駆車。世界中で走り続けています。

もちろん構造は縦置きエンジンにFR駆動、ラダーフレーム構造。
※この辺の構造に関しての詳細はジムニーの記事駆動方式の記事参照

上記の記事に書いてある通り、本格的四駆車は根本的な構造の違いから

  • 圧倒的な走破性
  • 圧倒的な頑丈さ

を実現しています。今回は機能の部分の話は置いておき、たくさんの種類や呼び名があるランクルの種類を中心にお話したいと思います。

というのも、ランクルはシリーズが多様化しすぎていて種類が多い!

まるでガラケーみたいな業界です。

そこで、今回はガラパゴス・ランクルのお話です!

【この記事で知ってほしいこと】

  • ランクル○○系などといった呼び名
  • ランクルシリーズの種類

これらのことを知って、ランドクルーザーシリーズ少しでも興味をもってもらえればと思います(^^)

「○○系」という呼び方

ランクルは1951年、第二次世界大戦後間もない頃誕生しました(当時はトヨタジープという名称)。1955年にトヨタランドクルーザーという名前になり、ランドクルーザーは誕生しました。

最初に出たモデルを「20系」と呼び、そこからフルモデルチェンジする度に40系~50系~という感じに数字が大きくなっているのです。
※車のモデルチェンジにはフルモデルチェンジとマイナーチェンジというデザインの変更があります。フルモデルチェンジはエンジンやフレームといった部分で大幅に改良される場合のことを意味します。

だいたい10年前後でフルモデルチェンジしており、2018年現在は200系が現行モデルとなっております。

初代から現在までのシリーズはコチラのトヨタサイト参照

余談ではありますが、「新型より○○系がいい!」というコアなファンもいたりして、敢えて古い型を選ぶ方も多いのがこの車の特徴の1つかもしれません。

枝分かれ的に派生していったその他のシリーズ

ランドクルーザーというオフロード車をベースに車の多様性に合わせたシリーズ化が進みます。ここでは簡単に名称をご紹介

ランドクルーザーシグナス

ランドクルーザー100系が誕生した1998年、同年にシグナスは誕生しました。当時レクサスブランドからLX470という名称でも発売されていたのですが、当時日本にはレクサスブランドはありませんでした。そこでLX470にトヨタマークを付けて発売したのがシグナスという感じです。

シグナスは、レクサスブランドが起源ということもありますので100系のランクルに「高級感」を併せたような仕様になっています。

ちなみに、レクサスはトヨタが展開している高級車ブランドですが、もともとアメリカで誕生したものです。日本で展開されたのは2005年からです。この辺は世界のトヨタならではの流れですね。

ランドクルーザープラド

ランドクルーザーは本格派四駆であるのに対し、プラドは「オフロードでも走れる乗用車」をコンセプトにしたライトモデルです。そのため、ランクルよりもひと廻り小さいエンジンを採用しているのが特徴です。ちなみに1985年に70系の乗用モデルとして誕生した「ランクルワゴン」が起源となっています。

とはいったものの、ベースはランドクルーザーであり、最近のクロスオーバーSUVとは違い、あくまで本格的な四駆であることには変わり有りません。

プラドの兄弟車

プラドには兄弟車と呼ばれる車がいくつかあります。順にご紹介。

①ハイラックスサーフ

もともとはピックアップトラックのハイラックスをベースにしていたが、徐々にプラドとメカニズムを共用。2009年にプラドに吸収され生産中止。

②FJクルーザー

独特なデザイン性が特徴。2018年1月31日までで生産終了。

③ハイラックス

兄弟車と呼べるかはわかりませんが、最近13年ぶりの復活を遂げたピックアップトラックのハイラックス。こちらも注目ですね。

違いを知ると楽しい

パッと見て「違いがよくわからん!」って方も多いかとは思いますが、そもそも日常生活の中で極端な山道や雪道みたいなオフロード走る機会はそう多くはありません(笑)

でも、軽自動車でも「タントがいいか、スペーシアがいいか」みたいな話があるのと一緒で、このタイプの車に興味を持つととことんこだわりポイントが出てくるものです(^^)

最終的には自分のお気に入りの車に乗って毎日楽しく過ごすのが一番なのではないでしょうか!興味がある方は是非チェックしてみて下さい!今回はこの辺で!

音地 利亮

音地 利亮しゃちょー

投稿者の過去記事

音地家の次男。もともと理学療法士として病院勤務していたが2年で退職しブラジルへ行ったり、起業したりと自由奔放な生き方をしてきた。

そんな様々な経験を経営に活かしたり活かさなかったりしたいと思っている彼が代表になってしまった音地自動車は創業以来の危機なのかもしれない。

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